水タバコにも害のあるニコチンは含まれている?

2020年02月10日
灰皿の中にあるタバコのフィルター

ノスタルジックな雰囲気を持っている水タバコですが、ニコチンなど身体の健康を害する成分が含まれていることが分かってきました。
水タバコの発祥は様々な説があり、ペルシャで始まったというのが広く知られています。
その後、イスラム圏で主流となり、トルコで改良されて来た喫煙具の1種です。
水煙管とか水パイプと呼ばれることもあります。

この水タバコも紙で巻かれたタバコと同様に煙を深く吸い込むもので、紙で巻かれたタバコよりも有害物質が多く含まれているのです。
水タバコを1回吸引すると、体内で発生する一酸化炭素の量は紙タバコ1本で発生する量の約4倍から5倍とされています。
一酸化炭素中毒は自覚が難しく、水タバコを吸って頭がふら付くなどの症状は中毒といえます。
水を通しているタバコのために、イメージとしては身体に優しいと考えている方も多いことでしょう。

ところが、煙に含まれているニコチンやタールは、紙タバコよりも驚くほど多くなっています。
水タバコの煙には発がん性物質のベンゼンも含まれているのです。
紙で巻かれたタバコを1本吸い終わるまでには、5分から7分ほど要します。

煙は8回から12回吸い込むことになりますが、水タバコで要する時間は20分から80分、吸い込む回数は50回から200回にも及びます。
イランのマシュハド医科大学が調査した水タバコの呼吸器疾患は、深く吸い込むタバコと同様であると報告しています。
水タバコに含まれているニコチンは紙タバコの1.7倍、タールに関しては45倍にもなります。

ニコチンなどの濃度が高くなっているので、紙のタバコ40本を1度に吸っているような状態と考えられます。
WHOの発表によれば、水タバコを含めてあらゆる形をしたタバコ製品は、喫煙者自身とその周辺にいる非喫煙者の健康を害する、重大なリスクの要因であると明言しています。
そのために、トルコ政府はカフェやバー・レストランなどの公共の場所での水タバコの喫煙を禁止しています。

シーシャという水タバコが話題らしい

肩身の狭い想いをしている紙タバコと違い、水タバコは世界で話題を集めています。
特にトルコで大幅に改良されたシーシャという水タバコは、男女の区別なく若者の話題となっています。
日本でもシーシャを楽しめる場所として、レストランやカフェなどが増えてきています。

水タバコのシーシャで使われるのは、ニコチンを含んでいるタバコの葉とニコチンを含まないサトウキビを使ったものがあります。
シーシャはパイプの中に水を入れ、これをフィルターとして利用します。
タバコの葉に香りを付け、炭の熱で燃やして煙を発生させます。

シーシャの吸い方では、タバコの煙とシロップの蒸気を愉しむことになります。
タバコの葉を使っている物も、製造工程において煮るまたは蒸すことが行われます。
この工程によって、ニコチンとタールは殆ど洗い流されるといわれます。
シーシャは始めに炭を起こし、ボトルに水を入れます。

ボトルに入れる水の量は、後でセットする金属管の先が2cmから3cm(指2本から3本)くらい、水に浸かっているほど注ぎます。
水の量によって吸い方の感触が変わりますので、好みの量を見つけてください。(水の量が多いほど、吸い心地が重くなります。)
次にクレイトップにフレーバーを載せます。
フレーバーは良くほぐして、ふわりと置いて下さい。

分量としては、クレイトップの6分目から8分目を目安にしましょう。
そして、クレイトップをアルミホイルで密閉するように被せ、専用の器具か針などで細かな穴を開けていきます。
続いてホースを接続して、クレイトップをシーシャにセットします。
炭は1回目はフレーバーを温めるようにして、早めに新しい炭を載せてください。
変わった吸い方としては、水の替わりにジンやワインを入れたり、ミントの葉をくわえることもできます。

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